最近、思ってたコト。
いや、最近、感じてたコト？そのニュアンスの方が近いかな。

お金を払うって楽だな。楽しいなって。

お金が溢れるほどあるとか、そんなんじゃなくね。
それは、ひょっとしたら、まだ、自分がお金を払える状況にいれているっていう安心感かもしれない。

深く考えてなかったけど、ふと思ったんだ。
きっと、お金をもらうって、すげえ事じゃん？大変な事だ。
じゃあ、払う方が楽だ。そういう事。

お金って、デリケートで難しい問題だけど、まぁ、いいや。
続けます。

お金をもらうには、知っての通り、その対価をお金じゃない何かで返さないといけないから。
それって、大変だもん。
お金をもらう立場の時、俺はこの対価を返せたかな？とか、思うわけ。
もっと、やれたんじゃないか？とか、思うわけ。
あの人は、星の数ほどある不動産屋の中で、
わざわざ、僕を通して契約してくれて良かったって、思ってくれたかな？って、思うわけよ。

人生において、お金が大事か大事じゃないかって言われてるけど、
お金は、取引の為の便宜上、何かの代わりとして生まれた。代替品。
何の価値もない紙切れに意味を持たせた。
だからどこまで行っても、意味はない。
にもかかわらず、社会やなんかが発展しすぎて、
その無理やり持たされた意味が一人歩きしてる気がする。
本を正せば、お金自体に意味はないし。価値もないのに。
だから、人生においての大事さランキングに入る事すら、疑問だ。
お金の裏側じゃないけど、それを支えてる対価が問題でしょ？
人生においての大事さランキングに入るとしたら、目の前の人を喜ばせたいか？じゃないでしょうか。
その為に、想いを込めて、人生かけて仕事すんじゃねんのって。

対価といえばさ、
何かを生み出せる人って、すげえなって思うもん。
思いません？
何もないところから、作り出す人。
アーティストとかクリエイター的な人々。
心の底からリスペクトしてる。
そりゃ、みんな、お金払うぜ。
その人の才能に。その人の何かを生み出す為にかけた時間に。想いに。
だから、そんな人達にお金を支払う時は、すごく、その対価を意識して支払わせていただく。

もはや、物々交換くらいに。

今、自分は不動産なんて、自分で作ってないモノを扱わせてもらって、お金をいただいている身だ。
たまに、リノベーションさせていただいた商品もありますけどね。
まだまだ、少ない。
だからこそ、自分が生み出してないモノにいかに意味を持たせるか。
あなたにとって、いかに意味のあるモノにできるか。
ちゃんと時間かけて、想いを込めて、あなたに伝える。
ちゃんと、そこに自分を存在させて、自分のフィルターを通して、
自分のいる意味を持たせて、対価をいただけるよう。
リノベする時は、産みの苦しみを全身全霊で受け止めて、想いを込めて、生み出す。

何かわからないけど、お金をもらうって、そういうコトじゃねえかな。
何かわかんないけど、仕事って、そういうコトなんじゃねえかな。
なんて思ってる今日この頃。