2022-09-04

くつろぎスパイラル。

あ～皆さんはご存知かな～？
御所の北にある「cozy 御所」って、伝説の建物。

ご存じないかな～2戸しかなかったしな～一瞬で決まったしな～。
まぁ、いいや。

そこの建物のコンビ（オーナーさん＋設計事務所）の後継作。
悪いわけない。

恒例の今回のタイトルについて、
建物の名前がこのオーナーさんのマンションの名前で使われている「cozy」を継承して、
「cozy宇治橋」cozyはくつろぎって意味。

そして、各階をつなぐ螺旋階段、この階段と手すりが、なんか味があるんだな。
そりゃ計算してるはずなんだろうけど、計算じゃない感じ。
段を積み重ねていったら、こうなりました。みたいな。

きっと、ここの外観にもつながるんだろうけど、完成した時点がゴールじゃない感じ。
余白というか、行間が空いてるというか、なんだかわかんないけど、
経年する事により、色が加えられて、味が増してく感じ。

ちなみに、その螺旋階段を上がるにつれて、部屋は、どんどん素敵になっていくんだよ。

大袈裟に言うと、人生に似てる。

僕らは、一見、代わり映えのしない日々を送っているように見えて、
螺旋階段を上がるように、似たような景色を見ながら、ゆっくりゆっくり、上へあがっていく。
その一見、繰り返しのように見える毎日に飽きず、上に上がり続けなきゃ見えない景色があるはすなんだ。

本人も気づかないくらい、周りの景色はゆっくり変わって行って、気づいた時には、景色は一変してる。

そんなコトを表現しようとは、微塵も思ってはおられないだろうけど、
上に上がるほど、間違いなく、ワクワクする。
新しい景色が見られる。

いろんなステージのいろんな部屋があって、それぞれの魅力がある。
そりゃあ、同じ部屋がずらっと並んでるマンションよりも面白いに決まってるでしょ。

これを見て、「京都市内で探してたけど、よし、宇治に住もう」とは、ならないかもしれない。
でも、宇治でお部屋を探しておられた、感度の高い方、諦めかけていませんでしたか？
安心してください。宇治にも、リアルなマンションありますよ。