2018-08-06

アページオブトゥエルブページ。

実はこのお部屋は、当サイトに『スーパーマン』という名で掲載させていただいている建物の別タイプのお部屋。

この建物のリノベーションに関しては、『スーパーマン』で長々と紹介しておりますので、
そちらをご参照いただければと思います。

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はい、おかえりなさい。

この部屋の間取り自体はね、『スーパーマン』とは違い、僕が提案したモノではないけれど、
この建物やこの部屋にも、僕のこだわりを随所に盛り込こんでいただいた。

クローゼットの建具は、基本あんまりだからって、建具を付けずに、壁で仕切るだけにした。
壁をぐるっと回り込んで、クローゼットを使ってもらうデザイン。いわゆるウォークインクローゼット。
よくある靴箱もあんまりだから、そこに置く靴を魅せる仕様の塗装済みの構造用合板を使ったシューズシェルフ。
玄関部分もタイル調とか、石風とかのフェイク素材は使いたくないねって事で、モルタル仕上げ。
天井はペンキ塗装仕上げ、リビングの壁面の一面はモルタル仕上げ。
廊下の照明を利用した号数表示。
各階の案内表示。

そして、床は無垢材にこだわった。いつも、足の裏が触れるところだから。

あ～こだわった。

でもね、やっぱ、こうしてプロジェクトチームを組むとさ、
自分の描いた通りにはならない事もあるんだよね。

一番、大きかった事を言うと、思っていたより、すごくキレイに仕上がった。
それが、また、面白いなと実感させていただいた数年前だよ。

せっかくだからさ、『スーパーマン』には書かれてない話をひとつ。

この物件名の12pages。

その由来をば。

ここのオーナーさんがブティックを経営されていて、そのお店の名前にpageって言葉があったんだな。
だから、そこから、物件名に使えないかなと思って、考えたんだ。

一棟の建物って、一括りで見られがちだけど、一室一室は、独立した別モノでしょ？

このマンションには、12部屋ある。
でも、その1部屋1部屋は独立していて、そこに暮らす人の人生の1ページがそこに刻まれるんだよな。

そういう想いを込めて、12pagesと名付けさせていただきました。

だからさ、正式に言うとさ、一室単位では、
この物件紹介のタイトルの通り、アページオブトゥエルブページ。a page of twelve pages。

そういう想いが込められています。

このお部屋で、あなたの人生の1ページを。