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いつか殻を破るのです。

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最近は落ち着いて来た?

初めて、この物件を訪れた頃、
業界を賑わしていたのは、シェアハウスなる新しき賃貸スタイル。
新しいプロジェクトは、猫も杓子もシェアハウス。
もはや、すべての道は、シェアハウスにつながる。的な感じだった。

なんせ、お金になりそうなモノに群がる業界だからさ。
いや、事業主さんが、今という瞬間風速で投資しそうなモノに群がる業界だからね。
5年後、10年後は見てみないふり、考えないふりふり。

マンション、高齢者用のマンション、シェアハウス、コワーキングオフィス、宿泊施設…。

別に悪いコトじゃないんだけどね、残念ながら、浅いんだよね。
数年後、事業として順調なのは、ほんの一握り。

当時ね、業界内も心の底では、疑心暗鬼だったはず?のムーブメント。
少なくとも、当時の僕は純粋に、そう信じてた。

もちろん、僕もそんな流れに、思いっきり、馴染めずにいましたよ。
ここに行くまでは。

現場に行って思ったことは、ここには、カルチャーがある。
そこらへんにあるような大人たちが取って付けたコンセプトや大人の事情とはかけ離れた所でね。

僕はこう理解しました。

マンションとかシェアハウスとかって、一括りにしているけれど、
何のコンセプトもないモノが生み出されるなら、結局、同じだから、僕は嫌気が差していたんだなと。

ただ、シェアハウスのいいところは、シェアスペースがあって、そこにはカルチャーが根付きやすい。
そして、入居者交流という最大の武器がある。同じモノを気にいったという感性が共通点。

なんだ、楽しそうじゃないか。

今回、ここを掲載するにあたって、久しぶりに行って来ました。
いい感じに成長してた。あの頃に見た、小さな芽がそのまま大きな木になったような。

ちなみにね、この物件は、物件のオーナーさんがパリに留学中にお住まいだった女子寮をモデルにされています。何かをモデルにすると、通常、劣化版になるんだけれど、恐らく、そこに流れていた空気をモデルにされたんじゃないかな?空気の再現。僕はパリに行ったコトないけど、そんな気がした。

ちなみにちなみにね、タマゴのからっていう物件名の由来は、
今は、ここに住む人みんなが、たまごみたいなモノだけど、
いつか、殻を破って、羽ばたいて欲しいという願いが込められているそうです。

なんだよ、泣けるじゃないか。

物件名 タマゴのから
タイプ 2B/2F/3D/3F
面 積 4.5帖
家 賃 25,000円(2B)/26,000円(2F,3F)/27,000円(3D)
共益費 3,500円
礼 金 賃料の2ヶ月分
敷 金
保証金
更新料 再契約料 賃料の2ヶ月分/定期建物賃貸借契約2年
駐車場
所在地 京都市上京区相国寺門前町
交 通 地下鉄烏丸線 鞍馬口駅 徒歩6分
構 造 鉄筋コンクリート造 4階建
入居時期 即入居可(2F)/8月初旬(2B,3D,3F)
取引態様 仲介(※成約の際、仲介手数料として成約賃料の半月分(税別)が必要になります。)
備 考 女性専用シェアハウス

電気代 管理料1,000円+小メーター検針/月
ガス代 2,500円/月
水道代 2,500円/月
ネット代 500円/月 希望者のみ

ハウスクリーニング代 12,000円(税込)

共用設備
2階 トイレ、シャワー+浴槽
3階 トイレ、キッチン2口コンロ、流し台
4階 トイレ、キッチン2口コンロ、流し台、洗濯機1台、乾燥機1台
屋上 物干し
情報更新日 2018年7月23日