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2018-05-27
留下遗产。
中国語で、遺産を残す。
台湾帰りだからね。
ちょっとくらいカブれてもいいだろう?
台湾に行って、改めて、感じたんだな。
古い建物の魅力。
もはや、それは、遺産。
もはや、それは、文化遺産的だとすら思った。
現代の人類が総出で守らなきゃいけないモノだと。
そして、同時に感じたコト。
目の前の古い建物のうち、どれだけの建物が、次代に引き継がれるのかな?って。
現存する古い建物のうち、どれだけの建物が、未来の景色の中に佇んでいられるんだろう?って。
話は変わるんだけど、
僕は、再生不可能なリアル廃墟な建物に対しては、以前は、否定的な立場だった。
だから、廃墟の写真を撮るのに対しても、否定的なスタンスだった。この間まではね。
人が死んだ後の姿を写真に撮るのに等しい行為だと思っていたから。
でもね、台湾で、朽ちた建物と対峙した時、僕は、自然とシャッターを切っていた。
なぜなら、次にそこに来た時には、その建物はないかもしれないって、感覚的に思ったから。
一周遅れた再開発の波が台湾の都市部を離れた街にまで、押し寄せている。
その波に建物が飲み込まれる前に、記録を残さなきゃって思ったんだ。
だから、その写真は、遺影だよ。
建物が亡くなる、無くなる前の最後の美しい立ち姿。
でもね、できるコトなら、その一枚の写真が遺影にならなきゃいいのになって、
ありったけの願いを込めながら、写真を撮った。
できるコトなら、次に来た時には、今より、少し輝いた姿であって欲しいって、思った。
時代の流れに埋もれ、消えていく建物。
時代の流れに流され、スクラップされていく建物。
誰かが、眼の前の建物を残す意味を感じ、目の前の建物を残そうとしないと、
時代の流れに贖えず、きっと、潰されてしまう。
だから、誰か。
誰か、誰か、誰か。
僕らが、子どもたちの世界に遺すべきモノは、防腐剤まみれで、腐らないハンバーガーか?
メンテナンスフリーの新建材で建てられた、建てられた時がピークの家を遺すべきなのか?
科学が生み出した素材にまみれた、年を取らない、化物のような建物を遺したいのか?
それとも、生身の建物か?
あなたはどちらの未来を望みますか?
そういうコトを問いたい。
物件名 | 中京区山伏山町一棟 |
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タイプ | - |
面 積 | - |
家 賃 | - |
共益費 | - |
礼 金 | - |
敷 金 | - |
保証金 | − |
更新料 | - |
駐車場 | 無 |
所在地 | 京都市中京区室町曽織蛸薬師下る山伏山町 |
交 通 | 地下鉄烏丸線 四条駅 徒歩4分/阪急京都線 烏丸駅 徒歩4分 |
構 造 | 木造3階建 |
完 成 | 築不詳 |
入居時期 | - |
取引態様 | 仲介(※成約の際、仲介手数料として成約賃料の1ヶ月分(税別)が必要になります。) |
備 考 | ※図面はありません。 トイレは1階の階段下にあります。 改装、補強が必要です。 外観を生かしてくださる方、希望。 保証会社加入要 申込について、先着順ではなく、貸主様にて決定される旨を予め、ご了承くださいませ。 |
情報更新日 | 2018年9月21日 |