2020-07-22

オーロラオーラアーキテクチャー。

今回、私、恥ずかしながら、僭越ながら、只今初めて、アーキテクチャーという言葉をタイトルに使わせていただきました。

アーキテクチャー業界の皆様、失礼いたします。

大丈夫。安心してよ。今までに使ってないか、ちゃんと調べたから。
今までに、いろんな言葉、いろんな表現を使ってきたけどね。使ってなかった。

そうそう、そもそも、アーキテクチャーが、あまり何かもわからずに、失礼いたしましたね。
調べてみると「建築学」「建築」「構造」を意味する言葉だそうです。

なんだかさ、撮影に行った時に、問答無用のアーキテクチャー感を感じたのよ。
なんだかわからないけど、圧倒的なアーキテクチャー感を感じちゃったのよね。

もう、リノベーションがどうとか、デザインがどうとかじゃない次元。

結論から言うとね、全体的にね、とても素晴らしかった。

いつも言ってるコトだけど、室内やディテールはリノベーションする事で、何とでもなるし、何とかしようがある。

でも、建物や建築そのものは、建物としての大きなデザイン変更はし難いし、選択肢としては、外壁を塗装するくらいしか、変えられないでしょ？

ちなみに、いつ誰が建てて、いつ誰がリノベしたのかも知らずに見に行って、
ピュアに建物と向き合ってみて、建物全体を包むオーラが素晴らしくて、びっくりした。

それって、リアルだよね。

もう、独り言で、ずっちーなーって言ってしまうレベルよ。

どこそこの先生が建てました。ほうほう、そりゃ、スゴイんだろうな。
どこそこのどなたがリノベしました。そうかそうか、そりゃいいんでしょうね。

そういう先入観一切なしに、建物と向き合って、圧倒された。

帰ってから、オーナーさんに、あれは有名な建築家さんが建てた建物ですか？って聞いちゃったもん。

話は変わるけど、あんまり使った事ない言葉だから、使い方合ってるかわからないけど、「神は細部に宿る」って言うんでしょ？

まず、建物全体を見て、室内を見て、細部を見て、また、建物全体を見るとわかるんだよな。一貫性って言うのかな？一本のラインが見えた。

ちなみに、建物全体の写真は、最初と最後に撮ったんだけど、採用した写真は、全部、最後に撮った方だったよ。

そして、さすがに、光の差し込む角度までは計算してないと思うんだけどさ、その室内に差し込む光が、もはやオーロラに見えたって話よ。

その時すでに、僕は、建物全体のオーラに酔わされていたんだろうね。

すごく大事な事だよ。

頭の先からつま先まで、オーラに包まれた建物には、神が宿る。
そして、人々はそれに酔う。

建物や部屋に意味があるとして、その意味の中で大きなパーセンテージを占めるのは、そこにいる人のテンションを上げるとか、モチベーションを上げるとか、なんだか、いい気分になるとか、そういう事だと思うのよ。

それ以外に、建物や空間、部屋にできることある？
それ以上に、建物や空間、部屋ができることってある？

酔わせるって、そういう事だと思うのよ。

散々っぱら、書いてきといて、まぁ、何が言いたいかって言うとね。

結局、僕は、オーロラとオーラで韻を踏みたかったって事！