2024-03-31

ハコ。

この度、こちらのマンションを管理させていただく事になりました。
株式会社川端組の川端と申します。改めまして、よろしくお願いいたします。

実はこの建物、B1F、1F、2Fと雰囲気にそれぞれの魅力があって、物件募集もそれぞれの物件紹介を作っています。
この1Fフロアーの物件紹介については、以前からのものが名作なので、そのままでいかせていただこうと思います。

では。

売れない作家さん。
全然、芽の出ない作家さん。
夢を諦められない作家さん。
朝から新聞配達しなきゃ生活できない作家さん。
いつも愛想笑いを浮かべて、悔しさをぐっと噛みしめて来た作家さん。
お金じゃないんだよ。ただ、自分自身の存在を証明したいんだって作家さん。

いや、作家さんだけじゃない。

いつか、小さいお店をしたい人。いつか、起業したい人。
自分の信じるコトをやって、生きていきたい人。
うだつの上がらない京都一ファンキーな不動産屋さん。

生まれてきたコト自体に意味はないから、
自分自身の手で、生まれてきたコトを意味のあるモノにしたいんだって人。

夢はもう諦めたのかい？
明日の君は笑っているかい？
生まれ変わったら、来世は何をするんだい？

僕は思うんだ。
夢って諦めなけりゃ、いつか必ず叶う。

少なくとも、諦めなけりゃ、夢が終わるコトはない。
夢を終わらすのは、他の誰でもない。自分だ。
最後の一瞬まで、夢を諦めなければ、夢は叶わなかった。ではなく、ずっと、夢の途中なんだから。

やる理由なんて、続ける理由なんて、バカみたいにシンプルでいい。
大丈夫。今も夢の途中なんだから、余計なコトは考えず、夢中になって、やればいい。

先の見えた現実なんて、気づかないフリ。

でもね、僕らの生きている世界は、たくさんの迷わすモノやたくさんの現実的な問題ばかり。

それでも、それこそ、バカみたいに自分を信じるコトによって、
そんなモノから解き放たれた純粋な想いは、突き詰めれば、突き詰めるほど、透明に透き通り、
何かのきっかけで、文字通り、自分を信じると書いて、自信に変わる瞬間があるはず。

そして、自分自身を信じている人だけが身にまとえる光があると思うんだ。

そんな人、そんな人たちが、
小さな小さな、一歩を踏み出せる場所。
小さな小さな、最初の光を見つけられる場所。
小さくても、まぶしい輝きを放つ、希望の光を見いだせる場所。

僕はただ、そんなハコでありたい。