2021-05-10

三条ミライファクトリー。

友人が関わっているという事で行って参りました。

現地に行ってから、うかうかしていたら、少し時間が経ってしまいました。

あとね、先に謝っておきます。ごめんなさい。

これは、もはや、物件紹介文ではないです。

はい。

えっとね、いきなり、こんな事を書くといけないのかもしれないけれど、
リノベーションプロジェクトや新築プロジェクトって難しいのよね。

先に言っておくと、このプロジェクトの話ではないよ。

世の中のこういうプロジェクト全般に言える話。

何をつくるか、どうつくるかも、もちろん難しい。

そして、プロジェクト期間中、施主を含め、関わるみんなの普通、常識、正義、プライド、理想、価値観、人間性など、まぁ人間模様が複雑に絡み合う。

これも難しい。

でもね、だからって、この場を借りて、弱音を吐いたり、文句が言いたいわけじゃないのよ。

まったくね。

だってさ、僕らは、そんなところで立ち止まってばかりもいられないのよね。

なぜなら、僕らは、こういう仕事に携わっているという責任があるから。
それは、建築や不動産以外の様々な職能を持つプロジェクトに関わるメンバーも同じ。

そもそも。

僕らは、借りてくれるかもしれない人、場所を探している人、借主と言われる人に対して、責任がある。
僕らは、借りて欲しい人、借りてくれる人を探している人、貸主と言われる人に対しても、責任がある。

そして、今後もそこに残っていくであろう建物、不動産の開発に関わる僕らは、未来に何を残すかという点で、未来にも責任がある。

あるのかないのかすらもわからない未来に想いを馳せて、未来に暮らす人々を想像し、未来に生きる人々の生活を想像し、未来の人々の価値観を拡張できたり、選択肢の幅を広げられるものを生み出さなければならない。

僕らは、そういう責任と覚悟を胸に、いつも最善を模索し、あがき、もがき、常に価値観をアップデートし続けて、生み出さなきゃいけない。

そうやって、ちゃんと未来を想い生み出された場所に、入居してくれる人にも、きっと未来はあるだろうし、そういう人は新たな未来を生み出せると思うんだ。

大事なのは、プロジェクトメンバー全員が未来への想いや責任を持っているか？って事よ。

何が言いたいかと言うと、シンプルで単純な事だ。

みんなでさ、ひとつになって、いいものを生み出そうよって事。
現世のみんなで力を合わせて、未来にいいものを残そうよって事よ。

そして、そうやって生み出されたところを誰かが借りてくれたら、単純に最高じゃない？

世の中で、そういうプロジェクトが多くなったら、未来はきっと楽しくなりそうでしょ？

だから、こういうプロジェクトが各所で増えてくれる事は非常にうれしい事なんだ。

現世のみーんなで、楽しい未来をつくりたい。

そういう事よ。言いたいのは。

あー、なんで、こういう文章になるかな？

完全に物件紹介文ではないな。

ごめんなさい。火がついてしまいました。

きっと、原因は物件の名称だね。

三条未来Factory。

未来なんて言うから、こうなってしまったのさ。

ここの施主がどういう想いでここの名前を付けたのかはわからない。
このプロジェクトに関わった人たちがどういう想いでいるのかも知らない。

でもね、未来なんて、真正面から言うのは、いつだって照れ臭いものだよ。

でも、誰かが言わないとね。

ねぇ？僕らは数々のプロジェクトで何をつくるの？何をつくろうとするの？

物件名に後押しされて、その勢いを借りて言ってやろう。

さぁ、みんなで未来をつくろうよ。