HOME > BLOG > KAWABATA channel > Case Study > 南吹田まちリノベーションプロジェクト#15
2021-10-06
こんにちは。覚えている?
南吹田まちリノベーションプロジェクト#14からの続きだよ。
すごいねー。止まらないねー。何人の人が見てくれているのかすらもわからないのに。
まぁ、いいじゃない。
意味があるかないかは、後からわかる。
これが、南吹田琥珀街、第3期工事のプロジェクトノートとしては、これが最後となります。
次は、いよいよ物件紹介ページへの掲載です。まだ、書いてないけど。
さてさて、みんな、いよいよ、知ってくれてるかな?
僕がプロジェクトメンバーとして関わらせてもらっていて、かつ、入居もさせてもらっている「南吹田琥珀街」
3年くらい前に、南吹田琥珀街の街人を募集する時にこう書いた。
「舞台は、大阪府吹田市南吹田にある、とある街。
過去のような未来のような、時空を超えて出現した街。
そこで何かが起きているらしい。
そこに新たな何かが産声をあげたらしい。
ひとつの新しい時代のような。
ひとつのささやかな灯りのような。
古い長屋やアパートをリノベーションして、まちに安心感や落ち着きをもたらし、そこで暮らす人々の想いを大切にしながら、ぬくもりや懐かしさを補完するというプロジェクト。」
過去であり、未来である。じゃないし、過去でもなく、未来でもない、でもない。
過去のような、未来のような。
パッと見は、昔ながらの長屋が立ち並ぶ、それこそ、時代に取り残された過去のようなまちで、そのハード面は大きく変えずに、使い方、使う人、すなわち、ソフト面を変える事により、未来を描こうとした。
そして、僕はずっと言ってきた。
まちづくりなんて言葉は良くない。神にでもなったつもりか?ここはシムシティじゃない。まちは、そこに住む人たち、そこにいる人たちの生命の営みの積み重ねでできるもんだろ?って。
でもさ、実際問題、待っていられないんだよね。
そこにいる人たちの生命の営みの積み重ねの、その先に、自然にまちができる時間って、どれくらいなの?数十年?
待っていられないよ。
なぜなら、まちというフォーマットの持つポテンシャルは計り知れないと思うから。
まちは何にでもなれるでしょ?
今の時代に必要なもの、だいたい、まちの役割で補える気がするよ。
まちという集合体はあらゆる可能性を秘めている。
だからさ、今、僕らは、精一杯デカい声で叫ぶんだよ。
俺らは、ここで生きてるって。
ここで、より命を燃やす事によって、まちというものの醸成を早める。
だから、プロジェクトメンバーや街人、各々が各々の立場で、できる事を最大限やっているんだよ。
プロジェクトが始まった時、よく聞かれた。
どこを目指しているんですか?どこがゴールですか?って。
その時、ゴールはありませんって答えていた。それは、今も変わらない。ゴールなんてない。
これ、たぶん、どこかで書いた事なんだけど、ひょっとしたら、個人のFacebookかもしれないので、みなさまに共有させていただきますね。
このプロジェクトの始まりから4年くらい経って、今、点と点が線になってきている。
この先、線と線が、ひとつの絵になる瞬間が見たい。
そして、みんなで描いた絵に、もっと多くの人が、さまざまな思い思いの色を重ねられるまちであり続けてほしい。
このプロジェクトが始まって、4年。
少し前から、感じている事がある。
少し前から、見えてきた事がある。
過去を大事にして、未来を描こうとした事によって、結果、まちの今が動き出したんだよ。
わあ!
もう一回、いこう。
過去を大事にして、未来を描こうとした事によって、結果、まちの今が動き出した。
ああ、今なら言えるな。
南吹田琥珀街は、過去と未来と手を繋いだ事によって、動き出した今のまちなんだ。
現在進行形のまち、それが南吹田琥珀街だ。
さぁ、三期工事が終わるよ。
またまたまた、小さくて大きな新しいうねりが始まるよ。
このまちに、ジョインしてくれる人、待ってます。
ううん、ジョインじゃない。
あなたの未来をこのまちにベットしてくれる人、いるでしょ?
うん、待ってる。
じゃあ、次は物件紹介ページで。
また。
現在、第三期工事、白ゆり荘をリノベーション中です。完成は2021年10月上旬頃の予定です。
全8室で、用途はオフィス、ショップ、アトリエ、ホビースペース等、及びそれらと居住を兼ねるもの、もしくは居住用。
全8室中3室は浴槽付き、残り5室はシャワーのみ。全室メゾネット、ロフト付。
広さは約39㎡~約74㎡、賃料は、65,000円~120,000円+税を予定しています。※賃料については変更があるかもしれません。
写真は、2021年9月、リノベーション工事中の白ゆり荘。