第一弾の連載企画、我が家リノベーションの第6回です。

第5回の続きです。うんうん。そりゃそうだ。

ちょっと、触れるのが遅すぎたかな。
やっぱ、床材には、かなり、こだわりました。
内装の中で唯一と言ってもいいくらい、いつも肌に触れるところっていうのと
床面というのは、面積的にも大きく、部屋の印象を左右する大事な部分。
この大きな部分が予想を裏切り、なかなか、決まりませんでした。

僕は、荒いワイルドな仕上がりのフローリングを望み、仮にお眼鏡に叶う、
かっこいいのがあったとしても、そのほとんどのフローリングが、下足用だったからです。店舗用？

でも、チビが小さいので、床面が危ないのは、ご法度だとなって、
最終的には、パイン材をダメージ加工した無垢材を選びました。
パイン材はかわいいイメージがあって、避けていたんですけどね。
こりゃ、意外でした。無垢材の中でも比較的、安いですしね。
かっこいい無垢材の高いやつより、ダメージ加工したパイン材の方が、
安くて、かっこよかった。それだけです。
そして、パイン材は、木の中でも柔らかい。ゴロゴロして気持ちいい感じです。

あとは、水周り？

水周りは、トイレ、洗面台、浴室、キッチン、すべて新調しました。
ただし、キッチンを除いて、比較的、安価なものにしています。
将来、賃貸で貸す時に、水周りは、汚れたり古くなると、味が出るどころか、すごく気持ち悪いので、
費用的にも物的にも入れ替えやすい汎用モデルから選んでいます。
作り付けのものは、かっこはいいのですが、後、貸す時に大変かなと。あと、予算的なところと（笑）
極端に言えば、まぁまぁ、割り切ってます。

トイレに関しては、古いマンションですので、トイレルームっていうのかな、トイレ室が異様に狭かったので、ひとつドアを殺して、壁にして、廊下を潰して、トイレの奥行きを伸ばしています。わかりにくいので、下の図面見てください。トイレルーム奥行き長い（笑）また、トイレの横壁の裏は、脱衣場で反対側にタオルを置けるようにしてあります。

繰り返しますが、『収納は多くて、悪い事はない』とは、嫁のコメントです。
ですので、ベッドルームやクローゼットルームを筆頭に様々なところで収納を作っています。

先ほど、触れましたが、トイレ拡張の際、ドアを殺して、壁にして、廊下を潰した時、実は、反対側の押入をひとつ潰してます。で、ドア前って、結局、デッドスペースになるんですが、ドアを殺した事により、そこもLDKに組み込めるので、LDKが一帖半ほど、広くなっています。

 

リノベーションって言うのは、デザインを良くするだけじゃなくて、元あった部屋を自分たちの住みやすいように、編集し直せるっていうのも、大きな価値だと思います。

ちなみに、水周りの床材は、濡れたりするところなので、全部、フェイクで、クローゼットルームと同じものです。

あと、触れていないところはと言えば、足場板の本棚兼テレビ台兼パソコンテーブル。
これも、いいです。すごくいい。
本や置くものを変えるだけで、イメージもガラッと変わるしね。まだ、変えた事ないですけど。
これも、意外と、キレイに仕上がっちゃった部屋にザラザラ感をプラスする為のモノです。
表面は、チビに危なくないように、クリア塗装をしてもらってます。
ちょっと写真では、見えにくいですけど、トイレの手洗いもこれで作ってもらってます。

あと、ドアのカラー？
KAWABATA channelのイメージカラーでもおわかりかと思うんですが、
単純に、この色、好きなんです。
僕は、外国人住宅（米軍住宅とかフラットハウスとか言われています）が大好きなんですけど、
中でも、特に沖縄にある外国人住宅が好きで、完全にそのイメージですね。

インターホンもそのまんまじゃ、近代的過ぎて、すごくダサいので、
ハコの中に入れてもらって、白塗装で仕上げてます。
音が聞こえにくいと、家族からもクレームを受けてますが。

玄関の土間部分も広げています。玄関が狭苦しいのは、息苦しい。
余談ですが、ここに、journal standard FurnitureのGUIDEL 12DRAWER CHESTを置いて、靴箱にしてます。カッコイイから、どこかに置こうと買ったんですが、嫁が靴箱だと決めました（笑）

 

#7に続く…。
写真は、解体が完了して、内装を作っていってるところです。