2015-06-06

8組の作り手が暮らすシェアハウス。

昭和62年、バブル期に作られた鉄骨造のビルディング。 
元々は、土木関係の工務店の事務所兼寮でした。

このビルが、時代に合わせて、リノベーションされます。

何かの意味を持って、この世に生み出されたであろう建物。
時代の変遷の中、意味を失いかけた…かもしれない。
そんな建物に、もう一度、魂を込める。

リノベーションコンセプトは、
「暮らすと作るが出来る小さな研究所」
糺の森の北にある8組の作り手が暮らせる小さな研究所。

きっとね、考えに考えに考えられたコンセプト。
きっと、練りに練りに練られたコンセプト。

美しいな。

そして、プロデュースは、
下京区にある共同アトリエビル、巷で噂の「つくるビル」のあのチーム。
作り手達のサポーターが作る、作り手達の為のシェアハウス。

悪いわけないでしょ？

1階には、みんなで使えるリビングと、
駐輪場兼ワークスペースがあります。

かわいいクリエイティブなアトリエ付住宅って感じ。
上に自分の部屋があって、下でモノづくりをする。

お部屋は全部で8室。
大きな作品作りには不向きかもしれないけど、
雑貨やアクセサリーなど、小さくてカワイイものを作る方達にオススメなラボ、研究所。

作り手達の場所らしく、室内を自分で選んだ色で塗れたり(※)
大きな有孔ボードは、物を飾ったり、棚を付けたりと創作意欲が湧く仕様。

大きさや派手はないけれど、溢れ出る自分自身の表現。
そんな小さいかもしれないけれど、踏み出す大きな一歩、応援します。