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2016-11-19
僕は思っています。
賃貸居住用での京町家のリノベーションって、なかなか難しいと思うんですよね。
京町家って、問答無用の優位性もあるけど、
そもそも、古い建物だから、改装費が高額になりがちだし。
直し過ぎると、そもそもの意味を失うし。改装費に合わせて、賃料も高くせざるを得ない。
直さなさ過ぎると、時代に合わない的な。しかも、元々の建物のつくりや素材感にも左右されるし。
立地や賃料も含めて考えると、
賃貸居住用での京町家のナイスリノベーションは、そんなに多くないんじゃないかな?
なんて、そんなオメエの前提、先入観なんて知らねえよって感じで、
さらっと、予想を超えて来てくれました。
背伸びもさせられてないし、取って付けたような化粧もさせられてない。
かと言って、適当な直され方もされてない、等身大の美しさ。
そこに「あざとさ」はない。
基本、建具なんかは古いものを最大限生かして、水周りを中心に新しいものを足す。
足し方も建物に馴染ませるように。
確かにね、派手さはないんだよ。
なんか、現代の日常の中の京町家の在り方?そんな感じ。
張り切り過ぎず、観光地風?撮影セットのようにするんじゃなく、
街並みに溶け込ませる感じ。
町家の方が早く建ってるのに、街並みに溶け込ませるって変な感じだけど。
最近はもはや、周りが浮いてるのか、町家が浮いてるのか、わからんでしょ?
今、こんな感じが支持されるような気がするんですよね。
本質がわかる人にはわかってもらえるような気がしてるんです。
最後に、ここは、路地がいいんですよ。気分をぐっと高めてくれます。
もちろん、建物単体もいいんだけど、路地全部がね、いいんです。
路地って、その多くは、閉鎖的な閉塞感があるイメージだけど、
ここの、通りから一本入った路地部分がね、安心感があって、すごくいい。
一度、来てみて。
当たり前の話なんだけど、再確認したな。
一個一個の建物の並びが街並みを作ってるんだなって。
そんな事を思った、とある休日の現地訪問。
物件名 | あけびわ路地 |
---|---|
タイプ | - |
面 積 | - |
家 賃 | - |
共益費 | - |
礼 金 | - |
敷 金 | - |
保証金 | - |
更新料 | - |
駐車場 | 無 |
所在地 | 京都市下京区御幸町通松原下る須浜町 |
交 通 | 京阪本線 清水五条駅 徒歩6分/阪急京都線 河原町駅 徒歩7分/地下鉄烏丸線 五条駅 徒歩9分 |
構 造 | 木造瓦葺2階建 |
完 成 | 築不詳 |
入居時期 | - |
取引態様 | 仲介(※成約の際、仲介手数料として成約賃料の1ヶ月分(税別)が必要になります。) |
備 考 | 再契約手数料 20,000円+税/2年 再契約料、再契約手数料は再契約可能な場合のみ 損害(火災)保険加入要 居住メインでの事業用利用(アトリエ、オフィス利用)は内容により相談いたします。 お気軽にお問い合わせくださいませ。 ※簾3枚セット 11,550円(強制ではありません) ※ゲストハウスなどの宿泊施設不可 |
情報更新日 | 2018年5月31日 |