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2017-12-25
目撃!にっぽん「おばあたちの農連市場~消えゆく“沖縄”を見つめて~」
農連市場の取り壊し、建て替えに翻弄されながらも懸命に生きるおばあたちの話。
あ~!泣いたな~!泣いた。
大きな流れとして言えば、高度経済成長~バブル~崩壊の歴史を歩んだ内地から取り残された形になり、昔ながらの集落や建物が残っている「沖縄」なんなら、一周遅れの周回遅れで、もはや、僕らの生きる未来の姿、未来の街の姿とさえ思っていた「沖縄 」今後の日本の希望の光とさえ思っていた「沖縄」
古き良き美しき建物の残る街。
その沖縄に一周遅れて、スクラップ&ビルドの再開発の波が来ている。
今年の7月末から8月末まで1ヶ月滞在した際にも、こういう市場や商店街、集落をたくさん回った。その時から、農連市場はなくなる事が決まっていたし、隣の土地には、どこにであるようなテナントビルが建設中だった。
キレイごとだけでは、世界は回らないんだろう。
でもさ、そこで懸命に生きるおばあの姿。
とても、人間らしくて美しかったんだよ。
それ以上に大事なもんってあるのかな?
そこに住む人がそこに生きる人たちが人間らしい生活をする以上に優先する事はあるのかな?
えもいわれぬ寂しさを感じた。
人間らしさを失って、人間らしい生活を失って、僕らはどこに行くんだろうってね。
そして、そこに住む人たち、そこに生きる人たちの生きざまが透けて見える美しい景色がこうして、ひとつひとつ無くなっていくんだなって。
何が言いたいかって?僕こそ、もはや、周回遅れで何してんだ?って感じで、間に合うか間に合わないかわからないんだけど、そういう街や集落をできる限り、再生したいんだ。
周回遅れ代表として、責任をもって、巷では周回遅れって言われて、近い将来、スクラップ&ビルドされてしまうような街や集落を再生したい。
もう、僕らの世代のアンダーエイジたちも大活躍してて、思い思いの未来を提示してる。
そのほんの隅っこでいいから、僕はそういう事をやりたい。
僕は僕が信じる街のあり方を子どもたちの時代に残したい。
全部ぶっ壊されて、街の歴史や価値も根絶やしにされて、いつ再開発されるんだろう?って、びくびくしてる、いろんな街やいろんな集落の建物たち、そして、そこに生きる人たち。
しっかり実績作って、必要とされる人間になって、必ず、救いに行くから。