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2018-03-31
僕は思っています。
スクラップ&ビルドが繰り返されて、日々、景色の変わり続ける街より、
こういう建物が活かされて、そこに在り続けられる街が、断然美しいと。
美しい過去だろうが、美しくない過去だろうが、
引きずって生きる街の姿を美しいと思う。
クソみたいかもしれない現実も、儚いだけかもしれない夢も両手で抱えて生きる姿を美しく思う。
それは人間も同じ。
当たり障りのない街。どこにでもあるような街。
当たり障りのない人。どこにでもいるような人。
魅力はある?
確かにね、街も人も、オンリーワンだよ。
でも、街もさ、お金の計算ばかりをして、
他の街と同じようにスクラップ&ビルドで同じような建物を建ててたら、
街の個性が無くなっていくやん?
でも、人もさ、みんな人目ばかりを気にして、
他の人と同じようなメッキを貼ってたらさ、個性が殺されるやん?
そのうち、どの街も一緒の景色になるよ。
そのうち、どいつもこいつも一緒の顔になる。
表面的にキレイなだけが街の景色じゃない。
表面的に取り繕って、キレイに見せるのだけが人生じゃない。
僕は思っています。
こういう建物が残っている街の風景は美しいとして、
街にとって、こういう建物は、一筋の光明なんじゃないかと。
街にとって、こういう建物は、希望の光そのものなんじゃないかと。
なぜなら、こういう建物はね、
今という時代、ほとんどの場合、例に漏れず、スクラップ&ビルドされちゃいますから。
まず、今、そこに残っていて、しかも、賃貸募集されている。
それだけでも、奇跡に近いかも。
たぶん、借り手がなかったら、スクラップだろうね。
だから、この建物にとっては、ここを借りてくださるあなたこそが、一筋の光明なんです。
ほら、二回も出てきた。そう、キーワードは一筋の光明。
写真を撮ってたら、偶然、窓から一筋の光明がさしてたから。
思い付いちゃったんだな。
いつものように調べたよ。
一筋の光明 in english。
a ray of light。
a ray of hope。
すごいね。
ふたつあるんだって。
単純な光と希望の光と。
でもね、ちょっと長いから、短くしました。
レイ。
そういうコトです。
とりあえず、見てやってよ。
とても、美しいんだから。
物件名 | 鍵屋町ビル |
---|---|
タイプ | 一棟貸し |
面 積 | - |
家 賃 | - |
共益費 | - |
礼 金 | - |
敷 金 | - |
保証金 | - |
更新料 | - |
駐車場 | 無 |
所在地 | 京都市下京区鎌屋町 |
交 通 | JR西日本 京都駅 徒歩8分(東海旅客鉄道、近畿日本鉄道、京都市営地下鉄) |
構 造 | 軽量鉄骨造 3階建 |
完 成 | 1963年4月完成 |
入居時期 | - |
取引態様 | 仲介(※成約の際、仲介手数料として成約賃料の1ヶ月分(税別)が必要になります。) |
備 考 | ※賃料を低く設定しているため、躯体工事も借主負担になります。 |
情報更新日 | 2018年6月15日 |