HOME > BLOG > KAWABATA channel > Property Search > RENT > ラップ。
2022-11-12
このビルに空きが出ます。
2年前のリノベーション当時の物件紹介文を掲載させていただきますね。
この度、大阪の船場にあるビルをリノベーションさせていただきました。
このビルの所有者は京都の元風呂敷商の会社さん。
1階はコーヒースタンドなど、2階~4階はオフィス中心もしくはアパレルなどのショップを想定して、リノベーションしました。(※ちなみに、1階はaoma coffeeさん、2階と4階はオフィスにご入居いただいております。)
まず、2階~4階は、オフィス向けのリノベーションという事で、室内は、奇を衒うような過度な装飾をせず、今のスタンダードだと言えるような空間に仕上げました。
剥がして剥がして、整えて。
うん。もう、これがスタンダードだよ。
一応、確認しとくけど、オフィスなんかの内装は、床はカーペット、壁はクロス、天井はジプトーン、照明は蛍光灯って、時代じゃ、もうないよね?
そう、これが、今のスタンダードオフィス。
今後の標準だ。
オフィスでは、集中して仕事をして、少し気分転換がしたい時は、共用の屋上テラスへ。
やっぱりね、こういうビルは、入居者同士が交流できる共用部分が大事だと思うのです。(※ちなみに、先日、屋上で歓送迎会やりました。)
実は、最初はね、外装や共用部分のリノベーションのコンセプトはなかったんだよ。
でもさ、スタンダードオフィスだけ作っておいて、リノベしました。なんて、恥ずかしい事言えないからね。
想いを巡らせたよ。
思い出して。
初めに書いたね?所有者は元風呂敷商の会社。だったよね?
風呂敷?フロシキ?包む?ツツム?
近年のリノベーションは、室内や共用部は、元あった仕上げ材を剥がしたままにする事が多いでしょ?
今回、例に漏れず、室内や共用部分は剥がします。
そして、普通、外装は塗装しますよね。
ちなみに、剥がすの対義語のひとつは塗る。
まぁ、外装は塗装するかしないか、くらいの選択肢しかないから。
だと思ってた。
包んだ外観はあんまり見ないでしょ?
このビルの外装はタイル。
ところどころ、剥がれて落ちちゃってる。
危ないね。
だから、まずは、グラスファイバーメッシュシートでビルを包んで、剥落防止対策を。
でも、それだけじゃ面白くない。
突然だけどね、工事現場で使われている仮設の単菅足場、かっこよくないですか?
この工事、終わってくれるな。と思うくらいに。
もう、このまま一生、完成すんな。と思うほどに。
だからね、あれを常設にしたいなと。
ずっと使いたかったマテリアル。
ホントは、単管パイプと布とか、単管パイプとテント地とかにしたかったんだけど、耐久性や安全性の問題で変更。
最終的に決まったのは、外装は、単菅パイプとステンレスメッシュで包む。
結果として生まれた、単管パイプとステンレスメッシュとグラスファイバーメッシュのダブルメッシュでビルを包む。
WRAP。
さっきも書いたね。
オフィスでは、集中して仕事をして、少し気分転換がしたい時は、共用の屋上テラスへ。
この共用の屋上テラスまで、外装の単管パイプがビルを包む蔦のように伸びて来ていて、その単管パイプが休憩所に繋がる。
そこで働く人やそこに訪れる人に、楽しんでもらえるように。
そこで働く人に明日も行きたいなと思ってもらえるオフィスであれるように。
そして、そこで働く人に働くという事自体を楽しんでもらえるように。
もっともっと、ワクワクしようぜ。
もっともっと、ドキドキしようぜ。
物件名 | WRAP/英守大阪ビル |
---|---|
タイプ | - |
面 積 | - |
家 賃 | - |
共益費 | - |
礼 金 | - |
敷 金 | - |
保証金 | − |
更新料 | - |
駐車場 | 無 |
所在地 | 大阪市中央区久太郎町三丁目56番地4、56番地5 |
交 通 | 地下鉄御堂筋線・四つ橋線・中央線 本町駅 徒歩2分 |
構 造 | 鉄筋コンクリート・木造陸屋根4階建 |
完 成 | 1971年10月完成 2020年2月リノベーション |
入居時期 | - |
取引態様 | 仲介(※成約の際、仲介手数料として成約賃料の1ヶ月分(税別)が必要になります。) |
備 考 | 屋上は共用部です。 募集用途は、オフィス、スタジオ、ギャラリー、アトリエ、物販店など。 保証会社との保証委託契約要(初回:月額合計の100%、1年毎:月額合計の10%) 火災保険加入要(業種等により金額は変動) 再契約手続料:賃料の賃料の半月分+税 共用設備:エレベーター、屋上 専用設備:エアコン、トイレ、流し |
情報更新日 | 2022年12月23日 |