2017-12-18

空間活用実験室。

ここが誕生するまでの詳しい経緯は、Case Studyの野江DIYリノベーションプロジェクトをご覧いただくとして。

ここのオーナーさんは、一連のリノベーションプロジェクトを始める前に空間活用研究所というモノを立ち上げられました。

そして、彼の自分のオフィスをDIYでリノベーションして、その延長線上の先に生まれました。
空間活用研究所の初めての商品。オーナー自らの手による、DIYリノベーションルーム。
以前やったのは、空間活用研究所の研究所そのもののリノベーションだったからね。

空間活用研究所所長と京都一ファンキーな不動産屋が
様々な大工さん、職人さんと手を組んで、生み出しました。

空間活用実験室とタイトルに書いただけあって、いろんなマテリアル、素材を文字通り、実験してます。

よく似た空間しか生み出されない賃貸市場に対してのある意味での挑戦状。
見慣れないからって、敬遠しないでね。

賃貸物件でよく見られるフェイクな素材は極力使わないようにして。
使い捨ての賃貸物件へのアンチテーゼ。

高い家賃を払わないと、感度の高い空間に住めないのは寂しいよ。

そして、用途の幅は極力設けずに、住んでもいいし、オフィスとして使ってもいい。
お店をするのも、業種によっては可能。
そこにもこだわりたかった。決められた枠を外したかった。

面白い人が集まる場になって欲しい。
オーナーの彼自身がそんな夢や希望を胸に抱えてる。

そう願う家主さんが自らの手によって、想いを込めて、生み出された空間。
そういう人が集まらないはずがないよ。そう信じてる。

想いって伝わるんだ。

この2年間を思うと、この文章を書きながら、部屋の写真がにじんで見えるぜ。

彼にとっては、長かったかもしれないけど、絶対に必要な時間。

きっと、ここから始まるんだよ。
一部屋完成したからって、こんなところで、夢や希望を枯らしてる場合じゃない。

空間活用研究所、夢や希望を胸に抱き、始めてます。