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2022-05-25
僕の大好きなコチラの建物が空いたという事で、2018年に書いた文章をそのままで掲載します。
元となった文章を書いたのは、9年も前の僕になるのか…。
ちなみに、この文章は、以前に働いていた会社のサイトに掲載していた内容をベースにしています。
9年前の僕が描いた文章を4年前の僕が加筆しました。僕と僕のコラボ。
では、張り切って、どうぞ。
よくある京町家?よくある平屋?よくある古民家?
そう思ったでしょ?ううん、違うんです。進化してます。
京町家だからって、みんな同じじゃないんです。
平屋だからって、どれもが同じじゃないんです。
古民家だからって、全部が同じじゃないんです。
細胞分裂して、確実に進化しているんですよ。それぞれのカタチで。
時計の針は、それぞれの場所で、それぞれの建物で、それぞれの時を刻んでいるんだなって。
よくある?京町家のイメージとか、よくある?古民家のイメージをいい意味で裏切ってくれます。
もちろん、賛否両論はあるんだろうけど。
リノベーションっていっても、そのカタチはひとつじゃないはずで、
リノベーションっていっても、そのホウホウは同じじゃないはずだし、
リノベーションによって生み出されるケシキは、多種多様の価値観に彩られたものであってほしい。
ちなみに、ここは、リノベーションバイ某社って物件ではない。デザインバイ誰々って物件でもない。
ここをリノベーション、いや、リフォームしたのは、昔、ここに住んでいた方で、大工さんだったかな?
チャームポイントは、あらゆるところにあるモルタルの壁。キッチン周りと浴室の白いタイル。
そして、白いコンロ。シビれる洗濯物干し場。外と緩やかに繋がる庭。そして、路地に佇む立ち姿。
きっと、そのヒトは単純にね、自分の使いやすいように、自分がかっこいいと思うように直しただけ。
そういう生み出され方は強い。並の賃貸物件では到底、太刀打ちできない。
デザイン的にどうだとか、セオリーがどうだとか、何が流行ってるとか、
そんなこんなを軽々と飛び越えた魅力。
自然で、本能的で、感覚的な魅力。
この建物の魅力って、ここに生きた建物とここに生きたヒトの生命の営みの積み重ね、そのものなのかも。
ですって!
すごいね。こんな内容を書いたコトも忘れていたのに、
2018年のブログ「ファンキー台湾滞在記その3。」に書いた内容に少し近い。
なんだか、うれしいんだよ。あの頃から、僕はそんなコトを想っていたんだ。
これを書いた時の自分に言ってあげたいな。
安心しろ。5年後の未来の僕は、ちゃんと、君の延長線上にいるよ。ってね。
最後に、ちなみに、9年後の未来の僕も、ちゃんと、君の延長線上にいるわ。
物件名 | 紫野上野町貸家 |
---|---|
タイプ | 一棟貨し |
面 積 | - |
家 賃 | - |
共益費 | - |
礼 金 | - |
敷 金 | - |
保証金 | − |
更新料 | - |
駐車場 | 無 |
所在地 | 京都市北区紫野上野町 |
交 通 | 市バス 常徳寺前停 徒歩5分 |
構 造 | 木造平家建 |
完 成 | 築不詳 |
入居時期 | - |
取引態様 | 仲介(※成約の際、仲介手数料として成約賃料の半月分(税別)が必要になります。) |
備 考 | 火災保険料:20,000円/2年 更新手続料:20,000円+税/2年 くらしーど24:16,500円 保証会社契約要 2口ガスコンロ、エアコン1基は残置物(保証なし) |
情報更新日 | 2022年6月24日 |