HOME > BLOG > KAWABATA channel > Case Study > 南吹田まちリノベーションプロジェクト#10

南吹田まちリノベーションプロジェクト#10

こんにちは。

南吹田まちリノベーションプロジェクト#9からの続きです。

そう、前回に予告した通り、今回はプロジェクトチームの話。

ぼくらプロジェクトチームは、ハデな事はしなくていいと思うんだ。

前へ前へと、しゃしゃり出なくていい。

なんせ、主役は街人なんだから。プロジェクトチームは裏方。

まちにいる人たちが自分たちらしく、日々を前向きに生きられるような些細な何かを添えるだけでいい。

それはそうなんだけれども、まちがまちとしてあり続けると難しい事は増えるよね。

以前からまちにおられる住民さんたち、近隣のまちの住民さんたち、街人、オーナーさんを含めたプロジェクトメンバーと関わる人が増え、それぞれが関わる時間が増える。

そうすると、そりゃ、良くない事もひとつやふたつは起きるだろう。

逆に言えば、まちがまちとして有り続けられているからこそ起こる新たな問題とも言える。

だからこそ、そのたびに、そこで立ち止まるのではなく、誰かのせいにして誰かを非難するのではなく、まちの、そして、そこに関わるみんなの価値観を、そして、在り方を互いに話し合い、アップデートし続ける。

何かをすると、必ずと言っていいほど、計算外の何かが起こる。それは決して悪い事ではなく、進んでいるからこそ起こる事。

予想外の事が起きた後に、そのリカバリーとして何をするかがとても重要だと思う。起こる事はしょうがない。起きてしまった事は戻らないから。

だからと言って、何も起こらないように、息を潜める事ほど、無意味な事はないしね。

そのために、まちがあり続けたり、プロジェクトが進み続けるのに重要な事は、派手な目に見える表面的な成長も大事なんだろうけど、同様に、内面的な成長も大事なんだと思う。

どちらかだけでは成り立たない。目に見える大きい木の下にそれ以上の根があるように。

そして、いつも、木の根とも言える、このプロジェクトの始まりを忘れずに、ブレずに、常にアップデートしながら、まちの未来を想い、これからの街人を想い、最低限の足らないモノを足し、多くの不必要なモノを省く。

シンプルに、そこに暮らす人、そこに暮らしてくれるかもしれない人だけにフォーカスして。

まちがそこにある意味を考え、できる限り、今のまちの風景を残し、そのまちならではのできる事を考え続ける。

まちづくりはシムシティじゃないぜ。

ゲームのシムシティはまちをつくる人が主役だ。

でも、リアルのまちはまちにいる人が主役。

だから、まちの声に耳を澄ませて、ただ、まちにそっと添えるだけ。

そして、それをただただ、外の人に伝える。伝え続ける。

これが大事だと思う。

我々プロジェクトメンバーがやるべき事は、プロジェクトメンバーができる事は、それ以上でも、それ以下でもない。

誰よりも、まちの価値を信じ、まちの可能性を信じ、誰よりも、まちに暮らす人を想い、
世の中の普通って言われる価値観やこのまちに関わってくれないであろう外野の声なんて無視して、
このまちらしい、このまちならではの価値観の拡張、価値観の選択肢を増やす。

愚直なまでに、そうし続ける事が、より多様な人たちがここで暮らしてくれる事に繋がる。

このまちにいるみんなの笑顔に繋がる。

そう思い、僕らはまちを耕し続けています。

現在、第三期工事、白ゆり荘をリノベーション中です。完成は2021年9月下旬頃の予定です。

全8室で、用途はオフィス、ショップ、アトリエ、ホビースペース等、及びそれらと居住を兼ねるもの、もしくは居住用。

全8室中3室は浴槽付き、残り5室はシャワーのみ。全室メゾネット、ロフト付。

広さは約39㎡~約74㎡、賃料は、65,000円~120,000円+税を予定しています。※賃料については変更があるかもしれません。

写真は、2021年2月13日、3月10日の解体中の白ゆり荘。